女性ホルモンの影響を受ける病気

女性ホルモンの量が減少する事により起こる病気といえば更年期障害を一番に思い浮かべる。自分の身体に現れてみて、初めて分かるホルモンの働きとその影響力の大きさ。

今実感しているのは薄毛だ。若い頃からの積み重ねの良くない生活習慣の結果が、女性ホルモンの減少と共に症状となって現れてきているように思う。

 

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女性ホルモンの影響を受ける病気

甲状腺の病気

(バセドウ病と橋本病で知られる甲状腺ホルモンの異常)

①症状:亢進症と低下症はどちらも自己免疫の異常。亢進症はドンドン甲状腺ホルモンが分泌され臓器の働きが亢進し疲弊します。動悸や息切れ、発汗やイライラ、体重減少などの症状があります。

低下症の場合は逆で、ホルモンが不足する為体の機能が低下します。冷え倦怠感、体重増加やる気が出ないなどの症状があります。

②治療法:昆布、ヒジキ、わかめ、のりなどヨードを含む食材を避けた食生活にします。

 

膠原病

(関節リウマチなどいろいろな種類がある自己免疫疾患)

代表的なのは関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性硬化症、シェーグレン症候群奈土です。環境やストレス女性ホルモンが関与しています。

①症状:病気の種類によって全身に症状がみられる。

②治療法:薬物治療が基本。生活環境を見直して上手に付き合っていく。

 

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頻尿・失禁

(更年期以降に多くなる尿のトラブル)

頻尿とは夜間3回以上、日中10階以上が目安になります。

①症状:軽い尿漏れから、ザーッとでてしまうケースまでいろいろです。子宮筋腫や卵巣嚢腫が大きくなって膀胱を圧迫している場合もあるので婦人科や泌尿器科を受診しましょう。

②治療法:一人で悩まずに思い切って受診を。腹圧性尿失禁は骨盤底筋体操で改善できます簡単な体操なので習慣にして取り組むと良いでしょう。切迫性尿失禁は膀胱の緊張を和らげる薬物治療を行います。

骨盤底筋体操:椅子に座り方の力を抜いて、両足は肩の幅に開く。肛門と膣をぎゅっと10秒閉めたら、力を抜いて10秒休みます。3~10回セットで1日10セット行いましょう。

 

骨粗鬆症

(骨がスカスカになってもろくなる)

エストロゲンが減少すると骨量はドンドン低下し骨がもろい状態になります。骨折しやすくなります。

①症状:背中から腰に掛けて疲れやすく痛みが現れます。背中や腰が曲がり身長がやや低くなります。くしゃみをしただけでも骨折することがあったり、軽い衝撃でも骨折しやすくなります。

②治療法:食生活や運動で予防することが大切。食事によるカルシウム摂取に加えて、筋肉を鍛える適度な運動、さらにカルシウムの吸収を助けるビタミンDを活性化する日光浴も有効です。早く閉経した人はホルモン補充療法を行ってください。

 

自律神経失調症

(交感神経と副交感神経のバランスが崩れる)

①症状:人によって異なるさまざまん症状が全身に現れる。

・体に現れる症状:頭痛、耳鳴り、目の渇き、口渇、味覚異常、喉の異物かン、圧迫感、息切れ、立ちくらみ、腹部膨満感、手足の冷え、多汗、頻尿、関節痛、肩こり、筋肉痛など。

・心に現れる症状:イライラする、集中力の欠如、記憶力の低下、不安感、落ち込む、怒りっぽくなる、やる気が出ない、意欲の低下など。

②治療法:対症療法で症状を和らげる。

女性ホルモンを安定させる低用量ピル、総合的にバランスを良くする漢方薬、精神安定剤などが良く効き使われます。

 

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うつ病

(気分が落ち込み何もする気にならない)

①症状:精神症状と体の症状の両方が現れる。

②治療法:カウンセリングや薬物療法を行う。

 

高血圧症

(血圧が高い状態が続いていること)

高血圧を放置しておくと、動脈硬化を進行させていろいろな合併症を起こす。脳梗塞心筋梗塞解離性大動脈瘤など、生命に危険を及ぼす重篤な病気です。

①症状:自覚症状がなく検診で見つかるケースもあります。頭痛やめまい、耳鳴りや動悸と言った症状が出る人もいます。

②治療法:まずは生活習慣の見直しをします。食事療法に運動療法を行い、それでも血圧値が高ければ降圧剤を使用します。

 

脂質異常症

(コレステロールが血管に貯まり動脈硬化の原因になる)

①症状:自覚症状がないため自分では気づかない。

②治療法:食生活を見直すことが治療の第一歩。動物性脂肪を控え青魚や野菜を中心とした食生活にして食べ過ぎや肥満を改善するようにしましょう。運動療法も取り入れます。生活習慣の改善を試みてもコレステロール値が正常範囲内にならなければ薬物療法がおこなわれます。

 

参考資料:「40歳からの女性ホルモンの高め方」