敏感肌になる理由と改善方法は?

アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎をコントロールできず、敏感さが状態になった肌。

またニキビなどの炎症が常態化した肌が敏感肌です。

実際にはこのような過敏肌は少数です。

肌が時々訴える敏感な反応を敏感肌だと思い込むケースが多いです。

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敏感肌とは?

敏感肌と過敏肌に共通しているのは、肌のバリア層の機能低下が進行していることです。

敏感肌も炎症が常態化した過敏肌も、角質の未熟化を進行させた原因に気づき対処することによって、解消していきます。

 

肌が過敏に反応する理由は?

過剰な警戒体制にあるマスト細胞

角質層のバリア能が低下した肌は、表皮直下の毛細血管周りにいるマスト細胞という免疫細胞の過敏さが増し、警戒心を高めた状態にあります。

マスト細胞は体を守る免疫システムを稼働させる見張り番です。

過敏な反応を繰り返す肌は、このマスト細胞の警戒心が強くなりすぎて、過剰に大騒ぎする癖がついています。

髪の毛が触れただけでも湿疹ができてしまいます。

 

マスト細胞の警戒心を高める3つの刺激

①肌への侵入物(紫外線、化粧品、汚れ、雑菌、アレルゲン)

通常の化粧品は肌に浸透しやすく作られています。

浸透しやすいものは、侵入もしやすいために、バリア機能が低下した肌は安心できません。

肌に浸透侵入しにくい製品で、洗浄から保湿、保護のケアをします。

紫外線もマスト細胞を騒がせる大きな脅威です。

UVケア製品が使用できない場合は、帽子や日傘、マスクなどを利用し紫外線を遮断する努力が必要です。

②冷、熱の刺激(冷たい、暖かいの刺激)

冷刺激とは、冷たすぎる水温や冬の冷たい風のダメージです。

熱刺激には、熱風や熱気もありますが、多いのは高い湯温です。

肌の様子を見ながら適温に設定します。

③物理的な刺激(洗顔、マッサージ、メイクブラシ、パフ、髪の毛の先)

物理的な刺激にはいろいろあります。

顔を洗う、マッサージをする、化粧品を肌に塗る、ファンデーションを塗る、やさしく軽い摩擦や圧であっても、マスト細胞は危険と判断することもあります。

マスト細胞が安心できる状態を徹底継続することが肌の安定につながります。

 

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敏感肌の対策は?

敏感肌対策とは、肌が過敏過剰な反応をしない範囲で、肌が育つ環境を確保し、一歩一歩肌の育ち度を上げて安定した状態にたどり着く方法です。

一段づつ着実にステップアップしていくことが成功の秘訣です。

 

肌の洗浄(ステップ)

①朝も夜もぬるいお湯でのすすぎだけにする

②朝も夜も洗浄剤を使用しないクレンジングクリームとすすぎ洗顔

③朝も夜も洗浄剤を使用しないクレンジングクリームと石鹸洗顔

④朝は石鹸洗顔、夜は洗浄剤を使用しないクレンジングクリームと石鹸洗顔

 

保湿と乾燥からの保護(ステップ)

①抗炎症剤など医薬品を使用する

②白色ワゼリンで保護する

③白色ワゼリンに変え、侵入しにくい保護アイテムで保護する

④化粧水による保湿ケアを取り入れ、侵入しにくい保護アイテムで保護する

⑤化粧水や美容液による保湿ケア、そしてケア効果の高い乳液やクリームで保護する

 

紫外線からの保護(ステップ)

①戸外の紫外線や明るい窓際の紫外線は一切避けた生活

②物理的な遮断にて紫外線ダメージを避ける(帽子や衣類小物)

③紫外線散乱剤を使用し、耐水機能を強化していないUV防止製品のみを使用する

④日常は③だが、いざという時だけ、紫外線吸収剤使用製品や耐水機能強化製品を活用する

 

ケアのステップダウンは素早く決断、ケアのステップアップは焦らず慎重に時期を見ます。

炎症反応を起こさないことは大事です。

まず病気の部分をなくす。

次に健康を取り戻す。

次に積極的に肌の育ちを応援する。

さらには美肌に磨きをかける。

根気よく着実にケアを行っていくことが大事です。

 

まとめ

敏感肌に関しては、焦ってよくしようと考えがちです。

自分でも困るし、他人が見ても不快ではないかと考えてしまいます。

しかし肌のことを思うと、健康な角質層になるまで、一歩一歩、時間をかけてスキンケアを頑張らなければいけないようです。

焦っては、またもとに逆戻りです。

バリア脳を少しづつ上げていくために、地道な努力が必要ですね。

化粧品など、肌に影響を与えるものはすべて見直して、肌に負担のないところからケアをはじめましょう。

 

 

参考資料:サッポー美顔塾スキンケア読本

豆知識
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