更年期障害のカウンセリング療法とは

更年期障害は女性ホルモンの減少ばかりが原因ではなく、精神的、環境的な問題も絡んできて症状を悪化させる場合があります。

 

症状の奥にある問題を明らかにして解決策を見つけていくのがカウンセリング療法の役割です。

 

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ストレスの正体を探る

薬物療法で改善しない場合もある

女性ホルモンを補充するだけで、症状が改善しない更年期障害もあります。

薬物療法が効かない患者さんは、家庭内に問題を抱えていたり人間関係に悩みを持っていることが多いです。

しかも自分では問題を自覚していないケースが多いのです。

更年期障害の根本的な解決のためにも、カウンセリング療法の役割は大きいようです。

 

話を聞いてもらうだけで改善することもある

カウンセリング療法は、リラックスした雰囲気の中で患者さんの心の奥に潜む悩みや不満、悲しみを正直に語ることから始まります。

自分では、何がストレスになっているか気づかずにいることは多いのですが、医師に心を開いて話していくうちに、ストレスが見えてきます。

話を聞いてもらうだけでも、症状は軽快することもあります。

 

対処法を見つける

ストレス対処法をアドバイスしてもらう

ストレスがわかったら、どうストレスに対処していくかを医師と一緒に探します。

ストレスを抱え込みやすい人はまじめで完璧主義者で、上手に気分転換できなかったりして、楽観的な考えができずに苦しんでいます。

物事を違った角度から見てみたり、距離を置いたり、といったアドバイスを医師からもらいます。

 

周囲の人に理解してもらう

心の問題は、自分一人では解決できないこともあります。

夫の浮気、姑との確執、職場の人間関係などストレスをもたらす環境を変えなければ、問題は解決しないこともあります。

夫や姑にもも協力を依頼したり、周囲の理解を求めることも必要です。

カウンセリング療法は、問題をひとつづつ解決していくので時間がかかります。

信頼できる医師との出会いが、その後の人生を変えることにもなります。

 

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更年期にありがちな心因的な問題

空の巣症候群:子供が巣立ってしまったり、夫とのすれ違いで疎外感やむなしさを感じて落ち込んでしまう症状です。

対処法:いかかで家族のために費やしてきた時間を自分のために使いましょう。自分が関心を持っていることをかき出し、できることから始めてみましょう。

 

ぬれ落ち葉症候群:今まで仕事で家を顧みなかった夫が、絶えず家にいることでストレスを感じてしまう症状です。

対処法:夫が自立していないときには、家事分担など素直に協力を求めましょう。会話がなければ同じ趣味を始めましょう。空気のような存在から、手ごたえのある存在に変えていきましょう。

 

介護問題:親の介護が発生し、自分ばかりに負担がかかり心身の疲労が蓄積していく症状です。

対処法:一人で抱え込まないで、地域のソーシャルワーカーに相談しましょう。積極的に地域た周囲に支援を求めていきましょう。

 

まとめ

女性ホルモンが減少することで更年期障害は発生します。

しかしそれだけでは済まない、いろいろな問題が絡んできて、更年期障害を悪化させていたのです。

カウンセリング療法は、今まで気づかなかった自分のストレスを発見できる良い機会です。

ストレスを発見し、適切に解消することによって、更年期症状を軽減することができそうです。