怪我をしやすい?ストレッチの落とし穴とは

ストレッチは、1970年代にアメリカのスポーツトレーナーが提唱しました。

ところが1998年、オーストラリア陸軍の実験で、ストレッチにけがの危険性を減らす効果はない、との報告が出されました。

実はストレッチには、筋肉を低下させるという弱点があったのです。

体の柔軟性は高くなりますが、筋肉は緩んでしまうので、必要な時に力が入らず、けがを招きやすくなります。

 

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けが予防に効果絶大

けがを防ぐには、柔軟性とともに筋力もアップさせなければなりません。

従来のストレッチは、関節や筋肉を時間をかけてゆっくり伸ばすというものでした。

一方、動的ストレッチは可動範囲の8割程度で、関節を繰り返し動かします。(ふりふりストレッチ)

ふりふりストレッチを2分間行うと、柔軟性は27%、垂直とびは20%もアップしたのです。

柔軟性だけでなく、筋力もアップさせる効果があり、けが予防には最適な方法です。

 

転倒を防ぐ

転倒を防ぐには、柔軟性とともにふらついたときに、体を支える筋力が不可欠です。

従来のストレッチだと筋トレも必要になりますが、ふりふりストレッチならこれ一つで大丈夫です。

まずは自分の転倒の危険度を、チェックしてみましょう。

転倒の危険度チェック

大股で2歩歩き、その歩幅から転倒の危険度をチェックします。

2歩の歩幅が、身長×1,30(女性は1,25)未満だと転倒の危険性が高い

例:身長160cmの男性の場合、160×1,30=208㎝

男性の大股2歩の歩幅が208センチ未満だと転倒の危険性が高いことになります。

 

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肩こり腰痛も解消

10年以上も肩こりに悩んでいる人の肩の筋肉の状態を調べると、筋肉の硬さは71ですごく硬かったのです。

そこでふりふりストレッチをしてもらうと、肩の血流量が10倍にアップしたのです。

2週間続けると、肩の筋肉の硬さは39に改善しました。

痛くて倒せなかった首も倒せるようになったのです。

 

筋力アップストレッチ

肩こり解消ストレッチ

(左右10回づつ1日1回)

・手先を肩につけて、肘を後ろから前へ大きく回すように動かす。

体は動かさずに肩だけを動かす。

(10回を1日1回)

・頭の真上で手先が軽く交差するように両腕を伸ばす。

そのままひじをわきに近づけるイメージで真横に下ろす。

転倒予防ストレッチ

(左右10回ずつを1日1回)

・壁やいすに手をついて体を支える。

・片足を持ち上げ、振り子のようにだんだん大きく動かす。

最初は地面と水平になるように太ももを上げる。

徐々に高くしていきリズムがついてきたら、振り子のように足を前後に動かす。

腰痛解消ストレッチ

(1時間に1回程度)

・膝を軽く曲げて頭を下げる。

両足を肩幅に広げて、膝を軽く曲げる。

頭を前に下げて背中を丸め、腕は力を抜く。

・おしりを左右に振る。

おしりを左右にゆっくりと降るようにして、上半身を揺り動かす。

これを10秒間くらい続ける。

 

まとめ

今までのストレッチは、体を柔軟にはするけれども筋力を鍛えないので、けがをしたり転倒しやすいだそうです。

ふりふりストレッチは、体に無理がかからず、動かしやすいです。

時間的にも負担が少ないので、続けられそうな気がいます。

従来のストレッチでは、精神的リラックスや肉離れなどの予防はできます。

ふりふりストレッチは、瞬発力をアップさせ、捻挫や骨折の予防、転倒予防ができます。

ふりふりストレッチは、けがの予防ができるので、運動前にすると効果的です。

従来のストレッチでは、リラックスできるので運動後に行うとよいかもしれません。

 

 

ためしてガッテン