浣腸を施行できない症状とは?

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浣腸をしてはいけない症状は?

浣腸は急激に血圧を下げる。
そのため、頭蓋内圧亢進症状、重篤な心疾患、
高血圧症の患者は禁忌とする。
また、術後患者の摘便は、慎重に注意深く行う必要がある。

 

浣腸の目的

浣腸の種類にはグリセリン浣腸と高圧浣腸がある。
グリセリン浣腸は、直腸内の宿便や貯留したガスの
排除に対して行われる。


高圧浣腸は、肛門括約筋機能不全による便秘や
便失禁に対して行われたり、
造影剤や薬剤の注入、手術や検査の前処置に行われる。

 

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浣腸の禁忌

①頭蓋内圧亢進症状のある患者、又は予測される時。

②重症の高血圧患者、動脈瘤・心疾患のある患者。


③腹腔内炎症・朝刊穿孔のある患者、又は予測される時。
・腸管からの漏出による腹膜炎の誘発。
・蠕動運動亢進作用による症状の憎悪。
・グリセリン吸収による溶血。
・腎不全。


④下部消化管(直腸や結腸)術後の患者。
・蠕動運動亢進作用により、腸管縫合部の離解。


⑤全身衰弱の強い患者。
・強制排便により衰弱状態を悪化。
・ショックを引き起こす可能性。

⑥悪心や嘔吐激しい腹痛などで、急性腹症が疑われる患者、
 血圧変動が激しい時。
・症状の悪化。


摘便の目的と注意点

①目的

肛門付近にある便の塊を取り除くことと、
直腸粘膜を刺激して排便反射を促すこと。


②注意点
下部消化管出血や肛門直腸の術後、泌尿器や
会陰部の術後患者には注意する。

摘便を実施する際には直腸粘膜を傷つけないように、
愛護的に行うことが大切である。

 

 参考資料:看護技術ケアの疑問解決

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