#1車椅子移乗障害
病棟で使用している看護計画です。
個別性を出すために、必要なところや不測のところは補足し、
不必要な部分は削除して使用します。
S:・ 平坦な床面で車いす操作ができない。
・ 部屋の出入り口など凹凸の床面では車椅子を操作できない。
・ 車椅子の直進は可能だが方向転換できない。
・ 片側方向にしか進まない。
・ Uターンが出来ない。
・ 自走可能だが距離が進まない。
・ 障害物に対しての操作が困難である。
E:・ 脳血管性障害
・ 車椅子の種類
・ 肥満
・ うつ気分
・ 疼痛
・ 神経
・筋系の障害
・ 視力障害
・ 認知障害
・ 体力減退
・ 知識不足
車椅子移乗障害の短期目標・期間
・ 平坦な床面での自走ができる。
・ 凹凸の床面をこえることが出来る。
・ 方向転換することが出来る。
・ 直進することが出来る。
・ 距離を伸ばすことが出来る。(〇メートル進むことが出来る)
・ 細かな操作をすることが出来る。(周囲を確認することなど)
・ Uターンすることが出来る。
車椅子移乗障害の観察計画(OーP)
① 残存機能の程度(姿勢、移動、作業機能)
② 認知症の程度(理解度)
③ 精神状態の程度(意欲、依存心、ストレス、不安)
④ 痛みの部位と程度、体重。
⑤ 運動計画の実施状況。
車椅子移乗障害のケア計画(TーP)
① 体の状態にあった車椅子の選択。
(大きさ、高さ、重量、フットレスの有無、ハンドルの位置、
ブレーキの位置など)
② 操作時の見守り。
(麻痺側に対する安全性への声掛け、ブレーキ操作の声掛け)
③ 訓練中はそばで励まし、進歩をほめて意欲が高まるような
関わりを行う。
④ 自尊心を損なうことのないように不要な手出しはしない。
⑤ 動きやすいように環境を整える。
⑥ 動きたがらない時は、原因を患者と一緒にアセスメントする。
⑦ 痛みに対しては湿布の貼付、鎮痛剤の投与、休憩時間を設ける。
⑧ リハビリ訓練を日常生活にも取り入れる(情報の共有)
⑨ 一日に〇回、院内を車椅子散歩する(付き添う)
⑩ 状態にあった車椅子の散歩コースを計画、実施する。
⑪ 食堂までの老化を往復自走する。
⑫ 体重増が著明時は医師に相談。
車椅子移乗障害の教育計画( EーP)
① 安全な車椅子操作法を説明する。
② 操作時、周囲の確認の徹底指導をする。
③ 棟内へ出入りの際は、必ず声掛けをするように説明する。
(所在を明確にすることで安全を確認できる)
参考資料:標準看護計画
料理チャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCmnwzyXL0ZcT–wDGFuMW5A
コメント