機能性尿失禁の看護計画

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機能性尿失禁の 患者目標

・ 尿失禁がなくなる、あるいは尿回数が減少する。
・ 環境上の障壁に対し、移送、更衣を円滑にする為に
  適切な器具・装具を使用する。
・ 尿失禁の原因を説明する。

 

要因

・ 脳の損傷・腫瘍・感染、脳血管発作、脱髄性疾患による
  排泄信号の消失や、排泄信号を認識する脳力障害。
・ 多発性硬化症、アルコール性神経症みよる排泄信号の消失や、
  排泄信号を認識する脳力障害。
・ パーキンソン症候群、進行性認知症による排泄信号の消失や、
  排泄信号を認識する脳力障害。
・ 抗ヒスタミン薬、エビネフリン、抗コリン薬による膀胱筋の緊張低下。
・ 鎮静薬、免疫抑制薬、利尿薬、トランキライザー、
  筋弛緩薬による膀胱筋の緊張低下。
・ 排泄信号に対する注意力の低下(うつ状態、混乱、意図的な抑制)
・ 高齢による運動感覚や知覚消失。

 

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 観察計画(OーP)

① 尿失禁の原因となる他の因子の有無
  (腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、反射性尿失禁、尿閉、感染)
② 感覚・知覚の障害の有無。
③ 運動神経、可動性の障害の有無。
④ 環境(障害物、照明、トイレまでの距離、トイレの高さ、手すりの有無)
⑤ 年齢。
⑥ 既往歴。
⑦ 薬剤の使用状況。
⑧ 精神状況。


 
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ケア計画(TーP)

① 防水シーツを使用する。
② 必要に応じて簡易便器、尿器を設置する。
③ 陰部の保清に努める。
④ 認知症のある患者の場合は、2時間ごと、
  あるいは食後や就寝前にトイレに行くように促す。
⑤ 適切な水分補給を促す。
⑥ 排尿を促進する。
⑧ 膀胱調節が向上するように動機付けを行う。
⑨ プライバシーを確保し、安心感を与える。
⑩ 尿失禁用品の紹介。
⑪ 罪悪感や自責の念を抱いたり、悲観的にならないように促す。
⑫ 初めての検査や処置がある場合は、
  分かりやすく説明し緊張を和らげる。
⑬ 尿意を訴えたら、不快な思いをさせないように素早く援助する。
⑭ 家族に対し理解を求める。

 

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 教育計画(EーP)

① 排尿しやすい寝衣、下着を着用するように指導する。
② 適切な介護用品の選択と使用方法について指導する。
③ 尿路感染の予防法を指導する。
④ 飲水の必要性を指導する。
⑤ 感染徴候があれば、受診するように説明する。

 

 

 参考資料:すぐに役立つ標準看護計画。 

看護計画
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退職まぢかの看護師のブログ|疾患別の看護計画の例です