#1経口摂取が不可能であり、栄養の補給が出来ない
目標:経口栄養により栄養の補給ができる
OーP(観察)
1 腹部症状
2 胃チューブの固定状態
TーP(実施)
1 胃チューブを挿入し指示された注入食を開始する
2 絆創膏で胃チューブが抜けないように固定する(2か所:同一部位固定はチューブかぶれの予防の為に避ける)
#2下痢、吐き気、嘔吐などの腹部症状を起こす可能性がある
目標:吐気、下痢を起こさない
OーP(観察)
1 吐気、嘔吐の有無
2 腹部膨満か腹痛の有無
3 腸蠕動の観察
4 排便の回数、性状
TーP(実施)
1 下痢時:注入色の種類変更、白湯を混入し濃度を薄くして注入、滴下速度を遅くする
2 頻回な下痢が続く時は医師の指示により止痢剤与薬
3 嘔吐時:胃チューブ開放
#3意識障害のある患者の場合、胃チューブの自己抜去、流動物が逆流することにより誤嚥する可能性がある
目標:誤嚥性の肺炎を併発しない
OーP(観察)
1 VS
2 吐気、嘔吐の有無
3 肺雑音の有無、肺野のエア入りの状態
4 気管切開又は挿管患者は吸引物の量と性状の観察
TーP(実施)
1 胃チューブは挿入部と頬部の2個所に固定:粘着性の強い絆創膏を用いる
2 注入時は頭部挙上して行う。
3 必要に応じて上肢を抑制する
4 嘔吐時吸引などの処置を行い、医師に報告する
#4経口的欲求が満たされない
目標:誤嚥なく経口摂取ができる
OーP(観察)
1 摂取量
2 VS
TーP(実施)
1 患者の訴えを聞き精神的援助を行う
2 注入食、臭いを変える
3 嚥下訓練をし、医師の指示あれば経管栄養と並行してプリン、ゼリーから摂取訓練をする。小児食(ペースト、きざみ食)から普通食へと進める
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#5代謝性の合併症を起こす可能性がある
目標:高血糖、高浸透圧性利尿、肝機能障害、電解質異常を起こさない
OーP(観察)
1 検査データ
TーP(実施)
1 医師から電解質の補正の薬剤指示があれば与薬する
参考資料:標準看護計画
料理チャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCmnwzyXL0ZcT–wDGFuMW5A
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