#1放射線治療による副作用(宿酔症状と食道炎、皮膚炎)を起こす恐れがある
目標:照射部位の炎症がなく食欲がある
OーP(観察)
1 悪心、嘔吐、食欲不振、下痢、頭痛、眩暈、全身倦怠感、体重減少などの全身症状
2 嚥下痛、嚥下困難の有無
3 食事摂取量
4 照射部位の皮膚状態:発赤、皮膚はくり
TーP(実施)
1 医師の指示で鎮痛剤、鎮吐剤、粘膜保護剤を使用する
2 嚥下痛がある時、食べやすい食事内容や高たんぱく高カロリー食に変更する
3 照射部位の皮膚の清潔を保つ
4 皮膚炎を起こした時はステロイドホルモン軟膏を塗布する
5 放射線療法による発熱、皮膚炎などの症状が出現時は主治医に報告し適切な指示を得る
EーP(教育)
1 嚥下痛がある時、刺激の強い飲み物や硬い食品はとらない
2 補食は高たんぱく、高カロリー食品を選ぶ
3 石鹸、薬剤による照射部位の刺激は避ける
4 照射部位のラインは消さずに鮮明にしておく
5 照射部位は傷つけたりテープ湿布薬を使用しない
#2放射線肺臓炎を起こす可能性がある
目標:肺臓炎を理解し早期に自覚し訴えることが出来る
OーP(観察)
1 発熱、胸部レントゲン所見、血液ガス、呼吸音
2 血痰の有無:扁平上疲癌の場合、放射線治療中最も出血しやすい
3 体動時の呼吸困難
TーP(実施)
1 肺臓炎の疑いのある時は医師の指示により放射線治療を中止する
2 医師の指示によりステロイドホルモン剤の与薬を確実に行う
3 息苦しさが強ければ医師の指示で酸素吸入をする
4 安静を保持する
5 肺胞内出血時は、患側を下にして窒息を防止し胸部の冷却を行う
EーP(教育)
1 指示された安静度を守る
参考資料:標準看護計画
料理チャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCmnwzyXL0ZcT–wDGFuMW5A
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