#1掻痒感による苦痛がある
目標:掻痒が軽減される
OーP(観察)
1 発疹の程度
2 部位
3 大きさ、形、色
4 境界鮮明の有無
5 VS
TーP(実施)
1 皮膚の清潔:入浴、清拭、シャワー、爪切り
2 環境整備
a 快適な室温
b 衣類の工夫
c リネン類の清潔
3 精神慰安:気分転換を図る、不安を与えない
4 薬剤の与薬:医師の指示にて軟膏塗布、止痒剤の与薬
EーP(教育)
1 掻痒がある時は軽くたたくように説明する
2 手指を清潔に保つように説明する
3 皮膚の摩擦、強い圧迫を避けるように説明する
#2現在の治療薬に対する不安がある
目標:薬に対する正しい知識が持て精神的安定が図れる
OーP(観察)
1 正しい知識を持っているか
2 どこまで理解できているか
3 精神状態
4 睡眠状態
TーP(実施)
1 理解しやすい言葉で正しい薬効の説明をする
EーP(教育)
1 心配な事、分からないことがあればいつでも医師、看護師に言うように説明する
#3発疹が全身に出現している為、二次感染を起こす可能性がある
目標:保清に努め症状の悪化がなく感染を起こさない
OーP(観察)
1 全身の皮膚、粘膜の状態
2 便の性状
3 排尿状態
4 VS
TーP(実施)
1 口腔内にビランがある場合
a 食事:流動食、粥食、放射線治療食に変更する
b 含嗽
2 外陰部にビランがある場合
a 排尿、排便後清拭する
b 外用療法:医師の指示による
c 便通の調節
3 皮膚にビランがある場合
a 清拭介助
b 環境整備
c 薬剤の適切な与薬
EーP(教育)
1 含嗽、外陰部の清潔の必要性を説明する
2 保清の必要性を説明する
あらゆる診療科で役立つ皮膚科の薬 症状からの治療パターン60 〜これだけは知っておきたい! | ||||
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#4原因薬剤精密検査に対する不安がある
目標:安心して検査が受けられ原因薬剤の究明ができる
OーP(観察)
1 精神状態の把握:言動、表情、不眠の有無
2 検査に対する理解度の把握
TーP(実施)
1 十分な説明による不安の軽減
2 言動の統一
EーP(教育)
1 検査の必要性を説明する
2 疲診掻痒感疼痛他身体的変化があればすぐに医師に報告するように説明する
#5原因薬剤が究明されて退院しても、薬に対する不安がある
目標:薬に対する理解が深まり安心して生活が送れる
EーP(教育)
1 原因薬剤は使用しないように説明する
2 禁忌薬剤カードを常時携帯するように指導する
3 他疾患で受診する時は提示するように指導する
4 家族にも理解してもらうように説明する
#6原因薬剤が究明されず退院する為、退院後の生活に不安がある
目標:薬疹の再発の可能性が最小限にとどめられる
EーP(教育)
1 薬疹の出なかった薬剤を覚えておくように指導する
2 薬剤を使用する時は十分注意するように指導する
3 他疾患で受診する時は提示す津用にと移動あり
4 家族に理解してもらうように指導する
5 規則正しい生活を送り健康な清潔を心がけるように指導する
参考資料:標準看護計画
料理チャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCmnwzyXL0ZcT–wDGFuMW5A
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