ラリンゴマイクロサージェリーによる咽喉頭手術を受ける患者の看護計画

看護計画

ラリンゴマイクロサージェリーによる咽喉頭手術を受ける患者の看護計画

#1手術に対する不安がある

目標:現状を把握し手術が不安なく受けられる

OーP(観察)

1 嗄声

2 咽頭痛

3 咽頭不快

4 刺激性咳嗽

5 習慣的な声の酷使、無理な発声をしていないか

6 飲酒、喫煙状態

TーP(実施)

1 医師の指示により吸入を施行する

2 必要時沈黙練習

EーP(教育)

1 術前オリエンテーションを行う

2 禁煙を指導する

3 手術後1週間前後の沈黙療法が必要である時には、筆記用具の準備をしてもらうように説明する

#2上気道感染を起こすことにより創部の安静が保たれにくい

目標:感染を起こさず声帯の安静が保たれる

OーP(観察)

1 VS:特に呼吸状態

2 疼痛

3 咳嗽、出血

4 沈黙療法が守られているか

TーP(実施)

1 医師の指示により吸入を行う

2 含嗽励行

3 入浴の許可が出るまで清拭を行う

EーP(教育)

1 家族に沈黙の必要性について説明する

2 マスクを着用するよう説明する

3 禁煙を守るよう指導する

4 誤嚥しないよう説明する

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#3手術後に沈黙を強いられることのより精神的苦痛がある

目標:十分なコミュニケーションが取れ、精神的安静が図れる

OーP(観察)

1 患者の言動、表情

2 沈黙が守られているか

TーP(実施)

1 筆談、ジェスチャーによる会話

2 気分転換を図る(ラジオ、新聞など)

EーP(教育)

1 沈黙の必要性を説明する

#4退院後の生活に不安がある

目標:誘因となるものが避けられ再発を招かない

EーP(教育)

1 継続的な通院と異常時の受診の必要性について説明する

2 大きな声を出さないように指導する

3 禁煙を守るように指導する

4 声帯を刺激する生活環境を避けるように指導する

5 上気道感染に注意するように説明する

6 過度の発声を必要とする職業への復帰は医師の指示により行うよう説明する

参考資料:標準看護計画

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