#1皮膚のびらん、水疱があるため二次感染を起こしやすい
目標:二次感染が予防され、苦痛なく治療が受けられる
OーP(観察)
1 皮膚の性状:発赤、腫脹、水疱形成、疼痛、浸出液の有無と性状
2 VS
3 検査データ:白血球、肝機能、ウイルス検査
TーP(実施)
1 軟膏塗布
a 軟膏ベラの使用により感染予防を図る
b 外用時は摩擦を避け水疱を破らない
2 シャワー後十分な消毒:医師の指示後
3 ガーゼ汚染、寝衣汚染あれば交換
EーP(教育)
1 掻痒時は寝衣の上から軽くたたき、掻破しないよう説明する
2 ガーゼ汚染時は連絡するよう説明する
#2痛みがありストレスや不眠に陥りやすい
目標:痛みが緩和し、精神的安静が図れる
OーP(観察)
1 疼痛の有無、程度、部位、種類
2 精神状態:言動、表情、睡眠状態、動作など
TーP(実施)
1 患者の訴えを良く聴く
2 主治医の指示により鎮痛剤、睡眠剤の与薬
3 局所の安静を保つ:包帯、ガーゼによる摩擦を避ける
4 痛みは徐々に軽減することを説明し励ます
EーP(教育)
1 疼痛時は早めに連絡するように指導する
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#3掻痒感があり精神的安静が保たれにくい
目標:掻痒感が軽減し精神的安静が保てる
OーP(観察)
1 掻痒感の部位、程度、持続時間、種類
2 睡眠時間
TーP(実施)
1 医師の指示により抗ヒスタミン剤の使用
2 必要に応じてガーゼ交換
3 患者の訴えを聞く
EーP(教育)
1 掻痒時は衣類の上から軽く叩くように説明する
2 趣味などにより気分転換を図る用指導する
#4真性皮膚は損傷を受けやすい
目標:皮膚の保護が出来皮膚の再生が促進される
OーP(観察)
1 皮膚の状態:色調、再生の程度
2 受傷の有無
TーP(実施)
1 皮膚の保護
2 環境整備
EーP(教育)
1 衣類の工夫の説明をする
2 受傷しないよう説明する
3 直射日光、外気を避けるように指導する
参考資料:標準看護計画
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