切縫術を受ける患者の看護計画
#1切縫術に関連する腫脹
目標:術後3日目より腫脹が軽減する
OーP(観察)
1 腫脹の程度と増減に有無
2 創周囲の皮膚色、光沢
3 創痛の有無、創痛の程度
4 出血の有無
TーP(実施)
1 ガーゼ汚染時、あるいは創痛痔医師に報告する
2 鎮痛剤の使用(医師による)
EーP(教育)
1 創痛増強時はナースコールするよう指導する
#2切縫術に関連する床上安静の為、排尿困難を起こす恐れがある
目標:床上安静の間、便尿器を使って排泄できる
OーP(観察)
1 排尿便回数、性状
2 1回排尿量
3 水分摂取量、点滴量
4 腹部膨満の有無
5 腹痛の有無
TーP(実施)
1 排泄時の環境整備:カーテン及び窓の開閉、テイッシュペーパー、手拭きの用意
2 便尿器更新
3 女性は陰部洗浄:1日1回
4 床上安静の期間が長期にわたる場合、排便コントロール
#3退院後創処置に対する不安がある
目標:創処置の必要性が理解でき正しく創処置ができる
OーP(観察)
1 創処置に対する不安の有無
2 ADL制限の有無
3 ADL制限に対する理解
EーP(教育)
1 退院指導:パンフレット
参考資料:標準看護計画