子宮筋腫患者の看護計画

子宮筋腫患者の看護計画

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#1子宮筋腫を抱えながら日常生活を過ごすことに不安がある

目標:子宮筋腫と共存し、患者自身が症状悪化の早期発見が出来、受診行動がとれる。ライフプランに合った治療を選択・意思決定することが出来る

OーP(観察)

1 疾患に対する認識と理解

a 医師の説明にたいする受け止め方

b 圧迫症状に対する知識

c 過多月経、過長月経の程度

d 貧血症状の自覚の程度

e 日常生活への支障

f 使用薬剤の効果と副作用

2 疾患症状への過度な不安恐れの程度

TーP(実施)

1 疾患症状治療にたいする知識と適切な情報について不安を与えないように提供する

2 気持ちを表出しやすいような雰囲気をつくる

3 圧迫症状の緩和を行う

EーP(教育)

1 貧血の食事指導

2 分からない時がある時や症状が悪化していると感じた時、不安な時はいつでも相談・受診して良いことを説明する

3 自覚症状が無かったり、症状が軽度の場合でも定期的に受診することの必要性を説明する

#2圧迫症状(腰痛、下腹痛、下肢の神経痛、腹部膨満感、排泄障害)の為に安楽が妨げられる

目標:症状に伴う身体的苦痛・精神的苦痛を緩和することが出来る

OーP(観察)

1 腰痛、下腹痛、下肢牽引痛の有無と程度

2 腹部膨満感の有無と程度

3 頻尿、排尿困難感、膀胱炎の有無と程度

4 排便状態、便秘の有無と程度

5 呼吸状態、呼吸回数、呼吸の深さ

6 食事摂取状況、食欲

7 日常生活への支障の有無と程度

8 子宮筋腫の発育状態

9 使用薬剤の副作用の有無

10 疾患、症状への不安、おそれの有無と程度

TーP(実施)

1 圧迫症状を少しでも軽減できるような体位を工夫する

2 痛みの緩和を行う

3 子のみを考慮しながら、消化吸収の良い食事を工夫する

4 排便コントロールを行う

5 苦痛や不安を表出しやすい雰囲気をつくる

EーP(教育)

1 辛い時はいつでも苦痛や不安を表出して良いことを説明する

2 症状が緩和することで、不安や恐れが緩和していくことを説明する

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#3貧血症状の為に安楽が妨げられる

目標:貧血症状が悪化しない

OーP(観察)

1 動悸、眩暈、息切れの有無と程度

2 眼瞼の血色、顔色

3 月経の有無と程度:月経量、月経周期、月経日数

4 不正性器出血の有無と程度:出血量、持続期間

5 食事摂取状況

6 日常生活への師匠の有無と程度

7 血液データ

TーP(実施)

1 入院中の食事を貧血食にする

2 鉄剤の内服を確認する

3 安静な体位を工夫する

EーP(教育)

1 ふらつきやめまいが起こりやすいため、急に動かないように説明する

2 鉄分を多く含む食品を紹介し摂取できるように指導する

3 症状の悪化があればすぐ医療者に言うように伝える

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#4術後、女性生殖器喪失の為に女性性喪失感と性生活への不安がある

目標:ボディ・イメージの変化を受け止め、自己を肯定的に受容することが出来る。手術後の身体の状態についてパートナーと共に正しく理解し、性生活への不安が軽減される

OーP(観察)

1 ボディ・イメージの変化に対する思い

2 自己にたいする肯定的、否定的言動の有無とその内容

3 パートナーや周囲の人たちとの関係性の変化

4 パートナーとの話し合いの有無とそれに対する双方の受け止め方

TーP(実施)

1 患者やパートナーが思いを表出しやすい雰囲気をつくる

2 患者やパートナーにどのような不安や苦悩があるのか傾聴する

3 生殖器を失うことに患者自らが向き合えライフプランについて考えられるようにカウンセリング的態度で接する

4 患者の意思決定や選択に対しては支持的態度で接する

5 子宮摘出した女性のピアグループを紹介する

6 患者やパートナーの心理面接の必要性について臨床心理士に相談する

EーP(教育)

1 不安は自然な物であり、自分の思いを表出して良いことを伝える

2 性生活指導を行う

a パートナーを交えて指導する

b 手術による身体状態と影響を正しく理解できるように説明する

c 性生活の支障は心理的影響が大きいことを理解してもらい、不安、悩み、疑問などについて相談しながら支援する

参考資料:疾患別看護過程

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