#1出血、腹部緊満の出現、増強に関連した流早産のおこる可能性がある
目標:切迫症状の軽減、消失により妊娠の継続ができる
OーP(観察)
1 腹部緊満、下腹部痛の有無
2 性器出血の量、性状、混入する内容物
3 胎児心音
4 妊娠20週以降退治心拍陣痛図(CTG)の異常の有無
5 破水の有無
6 排尿・便の回数
7 一般状態
8 子宮収縮抑制剤の点滴、内服の場合は服用量、回数、服用前後の状態、副作用の有無
TーP(実施)
1 分娩監視装置装着:必要時連続モニタリング
2 腹部緊満増強時は医師に報告
3 症状の程度に応じた安静度の決定
4 食事、洗面、保清、排泄など日常生活の援助
5 子宮収縮抑制剤の適切な投与
6 安楽な体位を考える:シムス位、セミファーラー位、側臥位
7 排便コントロールの援助
EーP(教育)
1 切迫症状(腹部緊満、下腹部痛、性器出血、破水)について説明する
2 安静度について説明する
#2子宮収縮抑制剤の副作用に関連した苦痛がある
目標:副作用について理解でき症状が最小限に抑えられる
OーP(観察)
1 動悸の有無
2 呼吸状態
3 振戦
4 便秘
5 胎児心音
6 検査データ
7 血管炎の有無
TーP(実施)
1 体位を工夫する
2 副作用増強の場合は医師に報告する
EーP(教育)
1 薬剤の作用機序、副作用について説明する
#3行動の制限に関連した心身の苦痛がある
目標:心身の苦痛が表出でき、よりよい環境で入院生活を送れる
OーP(観察)
1 睡眠状態、言動、表情
2 食事摂取量
3 排泄状態
4 全身の保清状態
5 帯下、出血による外陰部の状態
6 便秘の有無
TーP(実施)
1 安静に対する理解度を確認する
2 ベッド上安楽な体位を工夫して苦痛の緩和を図る
3 休息が取れるよう部屋の環境つくりを行う
4 清潔を援助する:清拭は状態に応じて1回/日、洗髪は状態に応じて1回/数日、石鹸を使用した外陰部洗浄を状態に応じて1回/日
5 個別性を考慮した日常生活を援助する
EーP(教育)
1 安静の必要性について説明する
#4疾患の理解不足に関連した不安の可能性がある
目標:状況に応じた説明により不安が軽減する
OーP(観察)
1 言動、表情
2 食欲、睡眠状態
3 胎児心音、超音波による胎児の状態
TーP(実施)
1 患者の不安な訴えを良く聴き対応する
2 医師より病状の説明を行う
3 温かい思いやりをもった態度で接する
4 患者の心の支えとなる家族の協力を求める
5 不安が表出できるよう環境を整える
EーP(教育)
1 行われた処置・検査の必要性を説明し不安を軽減する
2 CTCの評価、超音波、診察の結果を必ず説明する
3 病状を把握し統一した説明を行う
参考資料:標準看護計画
料理チャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCmnwzyXL0ZcT–wDGFuMW5A
コメント