腸炎を起こしている患児の看護計画

腸炎を起こしている患児の看護計画

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#1嘔吐・下痢に関連した脱水を起こす可能性がある

目標:水分電解質のバランスが保たれる

OーP(観察)

1 バイタルサイン

2 便の軟度・色・回数・血液混入の有無

3 脱力、啼泣力、衰弱の有無

4 大泉門、眼窩の陥没

5 嘔吐の有無と性状

6 体重減少

7 水分出納:8時間ごと

8 皮膚の緊張低下、乾燥度

9 検査データ:電解質、腎機能、血液ガス値、便培養

10 意識レベル

11 痙攣の有無

TーP(実施)

1 輸液の管理を行う

2 正確な与薬を行う

3 体重測定を行う

4 医師の指示の下、食事水分の制限を行う

#2下痢による頻回の排便に関連した皮膚の損傷がある

目標:臀部の症状が改善する

OーP(観察)

1 臀部の皮膚状態。発赤。ビラン。浸出液・出血。疼痛・掻痒感の有無

2 排便回数・性状

3 機嫌、表情

TーP(実施)

1 臀部の清潔を保つ。清拭、臀部浴、洗浄。乾燥、おさえ拭き軟膏の塗布

EーP(教育)

1 家族に清潔保持の必要性を説明する

2 洗浄方法を指導する

#3腸管の細菌やウイルスによる感染に関連した消化器症状を起こす可能性がある

目標:抗生物質の与薬により嘔吐・下痢などの消化器症状が消失する

OーP(観察)

1 バイタルサイン

2 腹痛の有無

3 腹部膨満、腸蠕動音の亢進

4 排便回数、性状

5 嘔吐回数、嘔吐量、吐物の性状

6 便培養

TーP(実施)

1 医師の指示の下、食事水分御制限を行う

2 輸液管理を行う

3 腹部の温罨法、マッサージを行う

EーP(教育)

1 家族に食事、水分摂取の制限の必要性を説明する

2 家族に摂取できる食事内容や好ましい摂取量を説明する

3 退院指導を行う。家族に不安の有無を確認し、必要な指導を行う。症状が悪化した場合はすぐに受診するように説明する。手洗いうがいなどの感染予防の方法を行う。内服の必要性と方法を指導する。食事療法の必要性と具体的な内容について指導する

#4嘔吐や下痢による栄養摂取量の低下を起こす可能性がある

目標:食事制限の必要性を理解し、可能な範囲で摂取することが出来る

OーP(観察)

1 腸炎症状の有無

2 食事内容、摂取量

3 活気、機嫌、表情、顔色

4 検査データ

TーP(実施)

1 水分出納を行う

2 必要に応じて体重測定を行う

3 輸液管理を行う

4 口腔内ケアを行う

5 医師の指示の下水分食事制限を行う

EーP(教育)

1 水分食事制限の必要性を説明する

2 制限に基づき、摂取可能な食事や水分の種類、量を家族に説明する

#5嘔吐や下痢に伴う苦痛がある

目標:症状が無くなり遊ぶことが出来る

OーP(観察)

1 嘔吐、下痢の状態

2 随伴症状の有無と程度

3 活気、機嫌、睡眠状態

TーP(実施)

1 苦痛に感じている要因を明らかにして取り除くための援助を行う

2 必要に応じてフェイススケールを用い、苦痛の状態をアセスメントする

3 清潔ケアなど日常生活の援助を家族と共に行う

4 状態に応じて遊びの援助を行う

EーP(教育)

1 患児の状態を家族に説明する

2 患児が泣いている時は原因を除去するとともに、抱っこやタッチングなどを行う事が重要であると家族に説明し実施してもらう

3 患児のお気に入りのもの、気晴らしになるものを自宅から持ってきてもらう

参考資料:標準看護計画

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