染色体異常児の看護計画

染色体異常児の看護計画

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#1染色体異常に起因した合併症の可能性がある

目標:全身状態の観察を行い、合併症に対する治療が受けられる

OーP(観察)

1 患児の身体的な特徴

2 バイタルサイン

3 検査結果:X線、エコー、血液検査、染色体検査

4 遺伝状況:家族背景

5 母親背景:妊娠経過、既往歴、産科歴

6 代表的な染色体異常症候群の症状。常染色体の数的異常:ダウン症候群、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群。性染色体の数的異常:ターナー症候群、クラインフェルター症候群。構造異常。その他:脆弱X線症候群(精神遅滞、小顎症、満月様顔貌、両目開離、低身長、猫のような甲高い声

TーP(処置)

1 患児の状態に合わせた処置やケア、家族への対応を行う

2 重度の合併症のある疾患の場合、医療の介入について医療者と家族で話し合う

 #2両親や家族には、染色体異常児出生に起因したショックや悲嘆がある

目標:両親や家族が家族の一員として受容できる

OーP(観察)

1 両親の表情、言動

2 両親の心理過程の段階

3 両親への説明内容

4 両親の説明内容の理解度

5 家族のサポート体制

6 面会の頻度、時間

TーP(処置)

1 面会時には付き添い、両親の訴えを傾聴する

2 医師からの説明時には同席し、両親の反応や理解度を確認する

3 受け持ち看護師を中心に両親との良好な人間関係を築き話しやすい環境をつくる

4 面会時の様子を記録に残し、継続した看護を提供する

5 患児を受容できるような関わりを持つ

6 医師からの説明に対し補足を行う

EーP(教育)

1 思いを隠さず表出してよいことを伝える

#3今後の育児や児の成長発達などに対する両親の不安がある

目標:情報提供により保護者が患児の状態を受容でき、育児に自信が持てる

OーP(観察)

1 患児の成長発達の状態

2 両親のサポート体制

3 社会資源に対する知識の有無

4 両親や育児協力者の患児の疾患や成長発達についての理解度

5 両親や育児協力者の一般的な育児技術、患児に必要な処置やケアの技術の達成度

6 両親の不安の有無、程度、内容

TーP(処置)

1 患児の状態に合わせた、より適した栄養方法を選択する

2 必要時リハビリを依頼する

3 地域連携室への連絡を行う:必要時両親との面談

4 地域担当保健師への連絡を行う:必要時、退院前に両親と面談

5 必要時、小児科病棟での付き添い入院を考慮する

6 退院後の電話訪問を実施する

7 社会資源の紹介を行う:親の会、患児の会など

EーP(教育)

1 不安や疑問があればいつでも訴えるように話す

2 一般的な育児指導を行う

3 患児に必要な処置やケアの指導を行う

#4患児が予後不良なことに起因した両親の悲嘆、ショックがある

目標:両親が患児の死を最終的に受容できる(不安を持つ両親の看護参照)

参考資料:標準看護計画

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