看護診断・非効果的治療計画管理(育児困難)
看護診断名と要因
- #1初めて経験する育児に対する不安に関連した非効果的治療計画管理(育児困難)
- #2育児についての知識不足に関連した非効果的治療計画管理(育児困難)
- #3サポートシステムの欠如に関連した非効果的治療計画管理(育児困難)
- #4家族の学習への関心、意欲の欠如に関連した非効果的治療計画管理(育児困難)
目標
- 育児について知識を修得できる
- 育児に自信をもって過程で管理できる
観察項目
1 認知能力(理解力、年齢、情緒)
2 育児についての知識の有無、程度
3 育児指導に対する理解度
4 学習に対する姿勢(家族)
5 家族構成と協力者の有無
6 経済状態
7 不安、質問の内容
8 過去の経験
9 母親のストレス、育児ストレスなど、ストレスの内容と対処方法
10 キーパーソンの把握
ケア項目
1 効果的な管理を妨げる原因をアセスメントする
2 信頼関係を持てるよう注意深く傾聴する
3 受容的態度で接し、家族の心配、不安、質問を表出できるように関わる
4 検査結果、治療計画について理解できているか確認する
5 管理に必要な適切な装具、医療機械を紹介する
6 安心して治療や管理ができるよう、入手可能な資源、支援を紹介する
教育項目
1 退院指導要項に沿って説明する
・栄養:授乳状態、感覚、時間、摂取量と排気方法
・沐浴:方法の説明
・沐浴:介助にて沐浴実施
・沐浴:1人で実施
・環境:温度や室温、保温方法
・異常時の対応:
2 母親のみに育児の負担がかからないように家族間でサポートすることの必要性を家族に説明する
参考資料:基準看護計画
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