看護診断・感染仲介のリスク状態
看護診断名と要因
- 空気感染性病原菌や接触感染性病原菌の検出に関連した感染仲介リスク状態
- 感染予防に対する知識不足による患者や家族の不衛生に関連した感染仲介リスク状態
目標
- 他への感染を予防する方法を理解し実施できる
- 非感染状態になるまで、隔離される必要性を理解し説明できる
- ○○日までに正しい手洗い方法ができる
- ○○までに疾患お伝播方法が理解できる
観察項目
1 発熱の有無や熱型
2 検査データ(WBC、CRP、血沈、血糖値、細菌検査、胸部レントゲン写真)
3 感染部位と感染症状
ケア項目
1 必要時個室に隔離する
2 入室者を制限する
3 汚物は決められた方法で確実に処理する
4 汚染の可能性が高い時は予防衣の着用やスリッパの履き替えを行う
5 感染症の状況に応じて、院内のマニュアルに沿って予防対策を実施する
教育項目
1 面会制限の必要性を説明し家族に理解と協力を得る
2 個室内の入室手順について家族に説明し徹底を図る
3 感染伝播予防の方法を指導する
参考資料:基準看護計画
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