徘徊の看護計画

病棟で使用している看護計画を紹介します

  • 認知症の患者さんの症状に徘徊があります。どんなに足が疲れてふらふらになっても何時間でも同じところをぐるぐると徘徊している人もいます。
  • 徘徊する患者さんにとっては意味のある行動をしているらしいのです。しかし私たちには、患者さんの昔の生活習慣などをたどっても理解することは難しいです。
  • 徘徊している患者さんに対して、私たちが出来ることは何かという事を考えながら看護計画を立てたいです。患者さんの安全を確保することが大切ですね。
  • 看護の個別性を出すために個人に合ったものをつくります。
  • 一人一人の患者さんに、たりないところを補足し、要らない部分を削除して使用します。

#1徘徊

  • S:落ち着かなく移動する・多動・明らかな目的地がなく長時間移動する・探める行動
  • E:認知障害・大脳皮質の萎縮・焦燥感・環境の変化・適応力の低下・欲求不満・不安・退屈・抑うつ・興奮・時刻

徘徊の短期目標

  • ①安全に徘徊できる。
  • ①安心して過ごせ、自分の居場所がある。
  • ①精神的な満足感が得られる環境である。
  • ①不安や苦痛がなく穏やかに過ごせる。
  • ① 転倒がなく自由に歩行ができる。

徘徊の観察計画(OーP)

①言動、行動、表情の変化(暴言や落ち着きの欠く行為など)

②活動状況と昼夜の睡眠状況。

③便秘や発熱などの身体状況。

④介護者との関係。

徘徊のケア計画(TーP)

  • ①ベッド周囲の整理整頓、老化の障害物の移動や除去(床の水濡れなど)
  • ②徘徊の目的を確認し、散歩などで気分転換を図る。
  • ③声掛けや会話を通じて、気分の安定を図る(訴えの傾聴を含む)
  • ④無理な行動の抑制をせずに、わきで行動を見守る。
  • ⑤軽作業やレクレーションに参加することで気分転換を図る(歌や集団でのゲーム、趣味やタオルたたみなど本人の希望を含む)
  • ⑥徘徊によるエネルギー消耗の防止を図る(休憩の促しやそばに座り会話をするなど)
    ⑦栄養補給を促す(甘いもの、おやつ、水分などを補給する)
  • ⑧仲間や高齢者の集まりをつくり、安心感を与える。
  • ⑨自宅での愛用品を持たせ、安心感を与える。
  • ⑩頻繁な部屋がえはしない(環境をあまり変えない)
  • ⑪脅迫的な徘徊時には医師に相談する。(薬物療法も考慮する)
  • ⑫落ち着きを欠く場合は、所在の把握を徹底する。
  • ⑬行動障害の具体的な内容を把握し記録し、以前の言動や行動と比較して、きっかけとなった出来事を調べて対処する。

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