非効果的コーピングの看護計画。

非効果的コーピングの患者目標

・ ストレスや出来事、病気に対する感情を言葉に出して表す。
・ コーピングの方法を見出して、適切に利用する。
・ 適切な行動を意思決定して、実行する。

非効果的コーピングの要因。

 自己尊重の低下。
・ 他人に対して不信感があること。
・ 援助の必要性を認めることが出来ない事。
・ 病気の現状、予後についてのストレス。
・ 将来が不確定であることによるストレス。
・ 気分を変容させる薬物の使用による感情の変化。
・ ボディイメージの障害。
・ 環境(ICUなど)による感覚器への過負荷によるストレス。
・ 不十分な支援システム。
・ 状況をコントロールできない事。
・ 薬物・アルコールの力を借りることなしに
  ストレス因子の建設的な管理ができない。

非効果的コーピングの観察計画(O-P)

① 患者の訴え(言語的訴え)
② 無効なコーピングを示す症状及び徴候
  (睡眠障害、倦怠感の増強、イライラなど)
③ 行動の観察。
④ ストレス因子。
⑤ ストレス因子に対する反応(肯定的行動と否定的行動)
⑥ 感情や心配を表現する能力。
⑦ 家族とのコミュニケーションの状況。
⑧ 重要他者からの精神的な支援の有無。
⑨ 患者や重要他者の個人及び家族の目標。
⑩ 日常生活習慣。
⑪ ライフスタイルや役割の変化。
⑫ 現在の治療の状況とその効果。

非効果的コーピングのケア計画(TーP)

① 問題行動に対し、建設的な方法で解決できるように援助する。
② 可能な範囲で患者が日常生活習慣を維持できるように援助する。
③ 倦怠感を軽減するためのケアを実施する。
④ 恐怖や不安を緩和するためのケアを実施する。
⑤ 予測されるライフスタイルや役割の変化などに
  適応できるように時間をかける。
⑥ 患者と共にケア計画を立案する。
⑦ 利用可能な支援システムを利用できるように援助する。
⑧ 心理カウンセリングの専門家を紹介する(医師と相談したうえで)
⑨ アポロ―チや説明に一貫性を持たせる。
⑩ 肯定的な方法をアセスメントする。
⑪ 疾患や治療や症状に適応することに成功した患者を紹介する。

非効果的コーピングの教育計画(EーP)

① 気分転換やリラクレーションの方法を指導する。
② 可能な範囲で日常生活を維持できることを説明する。
③ 重要他者からの精神的な支援が、継続的になされるように指導する。
④ 患者及び家族の目標を調整できる方法を、見出せるように指導する。
⑤ 利用可能な支援システムがあることを説明する。
⑥ 必要に応じて心理カウンセリングが、受けられることを説明する。

参考資料:すぐに役立つ標準看護計画。