感染リスクの看護計画

感染リスク状態の患者目標

  • 1 免疫についての知識を得、感染から身を守る。
  • 2 感染予防の行動をとる(手洗い、咳嗽、吸入)
  • 3 感染の原因について認識し、感染予防行動をとる。

感染リスク状態の要因

  • 1 栄養不良
  • 2 白血球減少に続発する抵抗力の低下
  • 3 侵襲的器具(気管切開、尿道カテーテル、静脈ライン)
  • 4 侵襲的な処置
     (気管切開、胃瘻造設、静脈ライン、手術部位、骨牽引ピン挿入)
  • 5 便、尿汚染
  • 6 免疫機能不全に続発する易障害性の増加
  • 7 高血糖に続発する宿主抵抗力の低下
  • 8 分娩中の外傷、会陰側切開に続発する最近の侵入

感染リスク状態の観察計画(OーP)

  • 1 体温、脈拍、呼吸、血圧の変化。
  • 2 SPO2の変化。
  • 3 皮膚粘膜の状態(全身、口腔粘膜、陰部、肛門)
  • 4 血液データ(WBC、血液像、CRP)
  • 5 微生物、細菌検査データ。
  • 6 喀痰の量と性状。
  • 7 ガーゼ汚染の有無(汚染のある場合は性状)、創部の状態。
  • 8 チューブ・カテーテル類挿入部位の状態、排液の性状。
  • 9 体位変換の状況。
  • 10 易感染となる薬剤の与薬の有無
     (抗がん剤、免疫抑制薬、副腎皮質ステロイドなど)
  • 11 易感染となる器具の使用の有無
       (人工呼吸器、吸引カテーテル、ネブライザー、
      気管切開カニューレ、観血的 モニタリング)
  • 12 検査所見(レントゲン)
  • 13 喫煙習慣。
 

感染リスク状態のケア計画(TーP)

  • 1 体温、脈拍、呼吸、血圧を測定する
  • 2 感染の危険性確認の為、予測因子をアセスメントする
      (感染のおこりそうな部位、手術、泌尿生殖系の処置・麻酔)
  • 3 感染の危険性確認の為、予測因子をアセスメントする
      (人工呼吸器、吸引カテーテル、ネブライザー、
      気管切開カニューレ、観血的モニタリング)
  • 4 基礎疾患の状態をアセスメントする
  • 5 入浴を介助する(介護浴槽使用)
  • 6 シャワー浴を介助する
  • 7 シャワー浴を介助する(車椅子、輸送車)
  • 8 部分シャワーを介助する
  • 9 清拭を介助する
  • 10 洗髪を介助する
  • 11 ベッドサイド上で洗髪を行う
  • 12 手浴を介助する
  • 13 足浴を介助する
  • 14 陰部洗浄、陰部消毒を行う
  • 15 含嗽を介助する
  • 16 口腔清拭、吸入を介助する
  • 17 カテーテル・チューブ類の挿入部位や創部の清潔を保持する
  • 18 処置はできるだけ無菌的操作で行う
  • 19 必要時アイソレーションの実施、必要に応じて面会者を制限する
  • 20 環境整備を行う(換気、加湿)
  • 21 栄養や水分の補給を行う
  • 22 高カロリー高たんぱくの摂取を奨励する
  • 23 必要に応じて無菌食にする
  • 24 体位変換、マッサージを行う
  • 25 咳嗽や深呼吸を促す
  • 26 内服薬などを管理する

                   

感染リスク状態の教育計画(EーP) 

  • 1 感染予防に関する指導を行う
     (含嗽、手洗いの指導、食事内容の指導)
  • 2 清潔保持、面会制限、手洗い、マスク使用の理由について説明する。
  • 3 カテーテル・チューブ類、創部が清潔に保持できるように指導する。
  • 4 指示された薬は、必ず時間通りに内服するように指導する。

参考資料:すぐに役立つ標準看護計画。 

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