女性ホルモンを補うホルモン補充療法

足りなくなった女性ホルモンを補充して症状緩和

ホルモン補充療法の話題は時々きいていたが、自分ではやりたくないと考えていた。

知識が十分でなかったと言えばそうなるが、ホルモン補充療法をしていて乳がんになってしまった友人を知っているからだ。

たまたま乳癌になったのであって、直接ホルモン補充療法が原因だったのではないかもしれないが、気分的に受け入れられなくなってしまった。

更年期になりホルモン補充療法をしている他の友人もいるが、癌にはなっていないで健康を維持して仕事をしているのだから、決してそのことが悪いというのでもないし、それが影響をしているという事でもないだろう。

特に年齢が増し女性ホルモンが低下してくると様々な症状が現れてくる。

それらの症状に対処することは大切で必要な事だと思う。

そしてそれらの症状を軽減、解消してくれるのは確かに不足している女性ホルモンなのだ。

女性ホルモンを補うホルモン補充療法

①女性ホルモンを補う唯一の方法。

プレ更年期から急激に分泌量が減ってくる女性ホルモン。

それまで体を守ってくれたエストロゲンの減少によって体にも心にも不調が現れてきます。

これらの更年期症状を改善する為に、最も効果的なのが女性ホルモン補充療法(HRT)です。更年期症状の他に、高血圧や骨粗鬆症、心筋梗塞やアルツハイマーなど、様々な疾患の予防効果も期待できます。

②閉経を境に低用量ピルからHRTへ。

プレ更年期から始まる様々な不調は、女性ホルモンを適切に補充することで驚くほど症状を改善することが出来ます。

月経があるうちは、低用量ピルで女性ホルモンの急激な変化を緩和し、閉経を境にしてHRTに切り替えるのが、一般的な女性ホルモン剤との付き合い方です。

③ホルモン補充療法の正しい知識を。

2002年アメリカで「HRTを行っている人は乳がんリスクが26%増す」という報道がありました。しかしその後の調査で、この情報は肥満や喫煙者など、もともと乳がんや心筋梗塞のリスクの高い人が対象で行われた統計だったことが明らかになっています。

毎日様々な不快症状に悩まされ日常生活に支障をきたす場合には、先入観を捨て医師と相談しながら効果のあるホルモン療法を検討してみると良いです。

④まずは病院でホルモン量を測ってからスタート。

女性ホルモンの量は血液検査で測定することが出来ます。

更年期症状が現れたら婦人科を受診し女性ホルモンの値を測り体の状態を調べましょう。

ホルモン補充療法を始めるかどうかについて決定します。

⑤卵巣機能が衰えていたらいつでも始められるHRT。

閉経してすでに更年期が終わっている人でも、骨粗鬆症や萎縮性膣炎、コレステロール値の上昇など、女性ホルモン不足による不調がある場合には、低用量のホルモン補充療法を試すことが出来ます。何時から始めても手遅れという事はありません。

⑥いつ始めてもいいようにいつでもやめることが可能。

ホルモン補充療法によって更年期症状が改善して来たら、HRTの量を減らしていくことが出来ます。

疾患予防の為に少量づつ続けることもできます。主治医とよく相談して進めていきましょう。

⑦はじめは少量のエストロゲンを試すことから。

ホルモン補充療法はエストロゲンとプロゲステロンの2種類を使うのが基本です。

最近は経皮吸収材のジェルやパッチを使う場合も増えています。

作用のごく弱いエストロゲンにエストリオールがあります。

エストリオールの使用によって体への効き目だけでなく、気持ちを明るくしたりお肌をしっとりさせたりし、お肌にも心にもプラスになることがあります。

⑧自分に合ったホルモン剤を選んで。

現在エストロゲン剤には飲み薬、貼薬、ジェルタイプなどいろいろあります。

投薬方法としては、エストロゲンを毎日服用し月に10日間だけプロゲステロンを加える、エストロゲンとプロゲステロンを両方とも毎日使う、エストロゲンだけを毎日使うなど様々にあります。

⑨ホルモン療法のメリットは?

のぼせやほてりの改善、ホットフラッシュの改善、頭痛やめまいの改善、イライラや気持ちの落ち込みの改善、皮膚の乾燥を改善、コレステロール値が下がる。

動悸が治まる、腰痛の改善、動脈硬化の予防、骨粗しょう症の予防、尿失禁の予防、肌の弾力をアップししわやくすみを予防、アルツハイマーの予防。

⑩ホルモン療法のデメリットは?

ホルモン補充療法は安心して行える治療ですが、やはり気にする人もいます。

HRTは医師の診断に従って行えば安心して受けることが出来る治療です。

最初は胸の張りや帯下の増加を感じることもありますが、暫くすると治まってきます。

もし気になる場合には、他の薬に変えたりいったん量を減らすなどの方法もある為、主治医に相談すると良いでしょう。

参考資料:40歳からの女性ホルモンの高め方

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