PEGの耐久性と交換の時期は?

PEGの耐久性と交換の時期は?

バルーン型は耐久性が弱く、交換時期は1~2か月を目安にします。一方バンバー型は耐久性が強く交換の時期はバルーン型より長く4~6カ月が目安です。

PEGはどうして交換するの?

①胃瘻カテーテルはカテーテル損傷や感染予防の観点から定期的な交換が必要です。

②PEG造設後にカテーテルを交換するためには瘻孔が確実に形成され、異常がない状態であることが必要です。

異常がない状態とは、PEG施工後通常約3週間の瘻孔形成期間が終了し、胃壁と腹壁がかい離しないことが確認された状態です。

 

PEGカテーテルの種類と交換時期

①PEGカテーテルの交換時期はカテーテルのしゅるによって異なります。PEGカテーテルは形状からバルーン型とバンバー型に分かれます。

②バルーン型はバルーンの耐久性が弱いためバルーン壁破損や自然漏水などによる固定水の減少が問題となるため、固定水は1~2週間に1回交換が必要とされます。

カテーテルに問題が生じれば随時交換しなければなりません。交換手技が易しいというメリットがあります。

③バンバー型はその形状から耐久性に優れバルーン水などの手入れがなく管理しやすいとされています。カテーテルの交換は4~6カ月が目安です。交換手技が煩雑で交換の為の専用のキットが必要になります。

④現在胃瘻カテーテルの交換に際して保険が適用されていますが、留意事項としてバルーン型は体内留置後24時間以上経過、バンバー型は体内留置後4カ月以上経過となっています。

PEG交換時期の全国アンケート

①全国の医師に対するアンケートでは、バルーン型2か月以内、バンバー型6カ月以内に交換している割合が最も多い結果です。

②理由は、推奨時期を過ぎてトラブルが発生した時に責任を問われる、安全管理の為という意見が多いです。

③逆にカテーテル交換時のトラブルを危惧して交換までの期間を長くするという意見もあります。

④特に胃瘻カテーテルを開業医が管理している場合、交換に関する手間や合併症を考慮して交換時期が長くなるという傾向があります。

⑤胃瘻造設になる患者さんは一般に全身状態が良いとは言えないので、一人一人の患者さんの状態を把握し交換時期を決めるべきです。

参考資料:徹底ガイド胃瘻管理Q&A