消耗性疲労の看護計画。

消耗性疲労の患者目標

・ 疲労感の原因が分かる

・ 疲労を感じることなく身の回りのことをする

・ 精神的に安定する

・ エネルギーを保持しておく方法を理解する

消耗性疲労の要因

・ 貧血、発熱・ 慢性の感染症・ うっ血性心不全・ 内分泌性疾患・ 栄養不良、脱水・ 睡眠障害、摂取障害・ 過剰なストレス・ 疼痛、掻痒感・ 精神症状の悪化

 消耗性疲労の観察計画(OーP)

① 表情、姿勢、動作。
② 睡眠状況。
③ 栄養摂取状況(食事摂取量、食欲の有無、輸液の有無)
④ 水分出納。
⑤ 体温、脈拍、呼吸、血圧の変化。
⑥ SPO2の変化。
⑦ 体重の変動。
⑧ 疼痛の有無と程度。
⑨ 患者が倦怠感をどう自覚しているか
  (体がだるい、疲労しやすい、やる気が起こらないなど)
⑩ 自覚症状そのものの出現時間、持続時間、変化の状況、
  種類と程度、全身的か部分的か。
⑪ 周囲の人に対する働きかけ、又はその逆の反応。
⑫ 各種検査データ
  (WBC、RBC、HB、CRP、TP、ALB、PO2、PCO2など)
⑬ 薬物の使用状況。
⑭ 治療内容(放射線療法、化学療法)


消耗性疲労のケア計画(TーP)

① 体温、脈拍、血圧を測定する。
② 睡眠、休憩が取れる為の援助を行う。
③ 循環動態を保つことに対する援助を行う。
④ 体力の消耗を最小限にとどめるADLの援助を行う。
⑤ 安楽な体位を工夫する。
⑥ 気分転換を図り、心理的なアプローチを行う。
⑦ 倦怠感などに合わせて処置時間の調整を行う。
⑧ 環境を調整する(外的環境、対人環境)
⑨ 栄養状態の改善に対する援助を行う。
  (患者の嗜好を考慮した食事調整を行うなど)
⑩ 冷罨法を行う。
⑪ 温罨法を行う。

消耗性疲労の教育計画( EーP)

① 休息の必要性を認識し、適切な休息をとるように指導する。
② 本症状は解決の難しいものではなく、
  むしろ防衛機構だと考えるように指導する。
③ 倦怠感の個人的パターンに合わせて
  日常生活の活動を計画するように指導する。
④ エネルギー消費を節約する方法を指導する
  (車椅子、歩行器、電動ベッドなどの利用)


参考資料:すぐに役立つ標準看護計画。