うつ病はこんな人がなりやすい

いい加減に適当に生きることが、病気の予防になる

一般的に、なまくらでいい加減な人はうつ病にはかからないでしょう。

まじめに一生懸命頑張り、責任を果たそうとする人は、一生懸命すぎる分だけストレスをためやすく、うつ病になる可能性も大きいようです。

頑張っても頑張っても「もう少し頑張れる」と自分を叱咤激励することが良くないのかもしれません。

「自分さえ我慢すれば大丈夫」と自分を大切にしない傾向の人もうつ病にかかりやすいかもしれません。

まじめな人が病気を予防するには、いい加減なくらいに生きてちょうどよいのです。

事実、私もなるべく適当に、気にせず、いい加減に生きようと努力しています。

自分を卑下せず自分を好きになることが大切のようです。好きな自分をいい加減に扱うことはしないでしょうから。

うつ病は、こんな人がなりやすい

①うつ病になりやすい性格は? ⇒ まじめで几帳面だからなりやすいわけではない。

几帳面でまじめな人は、責任感が強く仕事熱心、一人でコツコツと努力します。

対人関係では誠実で権威や序列を尊重し道徳心が高い傾向があり「他人に気を遣う」「人の頼みを断れない」などの特徴があります。

多くの仕事やストレスを抱えることになりますが、弱音を吐かず一人で頑張ってしまうので心身の過労に陥りやすいです。

このような性格だからと言って必ずしも鬱になるとは限りません。

最近の研究ではうつ病になりやすいかどうかは性格そのものではなく、性格と環境の相互作用で決まることが分かっています。

自分の性格を自覚して前向きに受け入れる事が大切です。

②マイナス思考で考えてしまう ⇒ 悪い方へ考える傾向が憂鬱感を強める。

マイナス思考に陥ると、物事の良い面を見ないで悪い面にとらわれがちです。

一つの出来事に対してその過程を考えず、飛躍的にしかも最悪のケースを想定して結論を出す傾向があります。

そしてその出来事を生活すべてにあてはめたり、自分は駄目な人間だと決めつけたりします。悲観的な考え方がうつ病の要因になるとは必ずしも言えません。

しかし、憂鬱感を強めさらに悪い方へ行く可能性があるので、認知行動療法などで考え方を切り替える練習を行うと良いでしょう。

③ストレスに敏感 ⇒ 発症はストレスの感じ方に左右される。

うつ病は多くの場合、何らかのストレスがきっかけで発症すると考えられます。

したがってストレスを感じやすい人はどちらかと言えばうつ病になりやすいと言えます。

何をストレスと感じるか、またどの程度に感じるかなどは、その人の性格や環境に影響されます。

自分が対処できる以上のストレスや疲れを長期的に抱え込んだ場合、そして誰からも助けが得られなかった場合などに、うつ病になる可能性があります。

④遺伝や家族歴との関係は? ⇒ 体質は受け継ぐが発症するとは限らない。

親がうつ病だからと言って子供がうつ病になるわけではありません。

殆どの病気はその人が持って生まれた体質と、ストレスや生活習慣などの影響の両者が複雑に絡み合って生じます。

うつ病は多くの人がかかりうる病気で遺伝との関係も不明確です。

科学的に明らかでない因果関係を心配しすぎても意味がありません。

患者さん本人や自分が負担を感じすぎないように精神的な距離を保ちながら、長い目で見守っていくことが互いの心の健康にとって大切でしょう。

⑤発症しやすい年代は? ⇒ 働き盛りの年代や高齢者は注意が必要。

うつ病は子供から高齢者まで誰にでも発症する可能性のある病気です。

一般的に働き盛りの年代では、長時間労働や配置転換、リストラと言った労働環境が大きなストレスぬなりやすいと言えます。

家庭では子供の教育や親の介護など、一家の大黒柱としての重い責任がストレスをさらに増加させることがあります。

また高齢世代になると定年退職などで社会との交流が少なくなったり配偶者や友人と死別したり、肉体の衰えを感じたりして気分が落ち込むことが多くなります。

気分の落ち込みや体の疲れは年齢のせいと放置されやすいのですが、気になる症状があれば主治医に相談しましょう。

 参考資料:「うつ病のベストアンサー」