体外衝撃波結石破砕術を受ける患者の看護計画
#1治療に対して不安がある
目標:治療により予測される随伴症状が理解でき不安が軽減される
OーP(観察)
1 治療、随伴症状に対する理解度
2 不安の程度
TーP(実施)
1 医師より治療についてムンテラ内容と理解度を確認する
2 不安の原因を理解し円滑に治療が受けられるように援助する
EーP(教育)
1 治療についてのオリエンテーション:術中の衝撃波による不安感、疼痛、術後の随伴症状などを含めて説明
#2術後、血尿、疼痛、発熱などの随伴症状がある
目標:随伴症状が早期に軽減される
OーP(観察)
1 VS
2 尿の性状、血尿の有無、程度
3 疼痛の有無、程度、部位
TーP(実施)
1 疼痛時安楽な体位の工夫をする
2 症状に応じて医師の指示により止血剤、解熱剤、鎮痛剤を与薬する
EーP(教育)
1 随伴症状について説明し、清浄の出現、増強時の対処方法について指導する
2 飲水指導
#3腎外傷の恐れがある
目標:症状が軽減される
OーP(観察)
1 VS
2 尿の性状、血尿の有無、程度
3 疼痛の有無、程度、部位
4 一般状態
TーP(実施)
1 疼痛時安楽な体位の工夫をする
2 症状に応じて医師の指示により止血剤、解熱剤、鎮痛剤を与薬する
EーP(教育)
1 症状の出現、増強時は知らせるように指導する
2 安静の必要性を説明する
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#4術後、排石、排砂の可能性がある
目標:排石排砂を見落とさず発見できる
OーP(観察)
1 結石、排砂の有無
TーP(実施)
1 畜尿気に専用バスケットまたはガーゼをつけ、尿を濾して排石、排砂を確認する
EーP(教育)
1 排石、排砂があればすぐに知らせるように説明する
2 砂状の結石は完全な結石破砕であることを説明
3 飲水指導
4 適度な運動の必要性について説明する
#5残石の恐れがある
目標:排石に向けて指導が守れる
EーP(教育)
1 定期的外来受診を指導
2 疼痛、血尿出現時は外来受診するように指導する
3 飲水指導する:1000~1500ml/日
4 規則的な食生活の必要性について指導する
5 適度な運動:縄跳び、ジャンプ、階段昇降の必要性について説明
参考資料:標準看護計画
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