輸血後の重大な副作用とは

輸血後の重大な副作用とは

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溶血性副作用

急性の副作用

① 血液型不適合による血管内溶血がある。
症状は、
・ 背部痛
・ 悪寒戦慄
・ 発熱
・ ヘモグロビン尿
・ 体液貯留
・ 浮腫
・ 息切れなどがある。

遅発性の副作用。

① 血管外溶血による遅発性溶血性輸血副作用がある。
輸血後24時間から数日経過してから発症する。

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非溶血性副作用

急性の副作用

 ① アナフイラキシーショック反応:輸血後10分以内に発症する。
症状は、
・ チアノーゼ
・ 皮膚の紅潮
・ 血管浮腫
・ 喘息様症状
・ 腹痛
・ 頻脈
・ 血圧低下など。

 ② 細菌感染症:最近汚染血による菌血症やエンドトキシンショック。

 ③ 輸血関連急性肺障害:輸血後6時間以内におこる、非心原性の肺水腫を伴った呼吸困難を呈する重篤な障害。
心不全との鑑別が重要で利尿薬の使用は症状を悪化させることがある。
主な症状は、
・ 低酸素血症
・ 両側肺水腫
・ 発熱
・ 血圧低下など。

 ④ 循環不全:溶血によりKが上昇し、高カリウム血症による不整脈や心不全を起こす。

 副作用が出現した時には、直ちに輸血を中止し医師に報告、適切な処置をする。

遅発性の副作用

 輸血後数日から数か月後に発症する副作用を遅発性の副作用とよぶ。
① 輸血後移植片対宿主症:輸血後7日から14日ごろに
発熱・紅斑・下痢・肝機能障害・汎血球減少症を伴って発症する。
放射線照射の予防策により2000年以降の症例は無い。
②  輸血後ウイルス感染:B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルス・HIV・HTLVなどがある。

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