血圧低下時の看護,処置

血圧低下時の看護,処置

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どんな原因が考えられるか

重篤な循環障害を起こしかねないので原因を探ります。
血圧が急に下がる原因は

① 循環血液量の減少。
・ うっ血(消化管出血や外傷、動静脈瘤の破裂、術後出血)
・ 体液や電解質の喪失(脱水や下痢、嘔吐、熱傷、多尿)
頻脈や中心静脈圧の低下がみられる。

② 心拍出量の低下。
・ 心臓のポンプ作用の低下(心筋梗塞や不整脈、心不全、
心タンポナーゼ、開心手術後の低拍出症候群)
・ 肺塞栓
中心静脈圧の上昇、胸痛、浮腫、チアノーゼがみられる。

③ 末梢血管抵抗の低下。
・ 毛細血管の拡張や透過性の亢進(感染性ショック、
アナフイラキシーショック、神経原性ショック)

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まず観察することは

ショックに至る危険性もあるため迅速に対応をします。

① 前の測定値よりどの程度下がったか。
② 意識レベルはどれくらいか。
③ 呼吸困難はあるか。
④ 胸部や腹部に痛みはあるか。
⑤ 頻脈や徐脈はあるか。
⑥ 冷感、顔色、皮膚の冷感などはどうか。
⑦ ドレーンの排液量が急に増えていないか。
⑧ 下血は無いか。

 

どのように対処するか

・ 血圧低下の原因が出血や脱水による循環血液量の減少による場合、
ショック体位をとります(ベッドの足元を上げる)足下のみ挙上する。

・ 血圧低下の原因が頭蓋内圧の上昇や心不全による場合には、
ファーラー位とします。

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